Q10 木の家は、地震や火災に弱くないですか?
最強ではありませんが、現在建てられている木造住宅はかなり強いです!
地震に耐える能力についてはコンクリートや鉄骨の方が強いですが、木造住宅でも基準通りに作られていれば耐力性能は十分です。
ご家族の健康を考えると木の家をお勧めします。
火災についてはコンクリートが一番強いです。
次に強いのは木の家です。
木は火災の際に表面が燃えて炭化しますので芯は残っているんです。
鉄骨の家の場合は一定の高温になりますと鉄が溶け、崩れ始めます。
住宅の場合は火事で建物が崩れた例は探しづらいですが、ビルなどの場合は火災による影響で鉄が溶けて崩れた例は探せます。
また、木造でも省令準耐火構造という燃えにくい家も建築可能で、火災保険も1/2くらいになりますし費用対効果をよく計算されて計画するのも良いと思います。
性能の比較に戻りますが、木の家は自重(建物自信の重さ)が軽いので、地震に耐えることができますし、木の特性として、火であぶったとしても短時間で燃えるのは表面のみで、柱や梁の芯の部分まで火が回るまでは相当な時間を要します。
逆に鉄筋コンクリート造や鉄骨造は自重が重いため極度な揺れには耐えられないこともありますし、鉄筋や鉄骨は高温の火にさらされれば解けて融解してしまいます。
何が一番という結論はなかなかつけにくいのですが、当社友起創業では一定以上の性能を維持すれば、選ぶ理由は材料の持つ特性だと考えます。
木は伐採されて製材された後も呼吸をし続けます。また木の香りは人の心やからだを癒してくれます。
私たちはそんな木造の家で心身ともに健康に暮らしていただきたいと願っています。